急なことで

お人形のことで検索して初めて来てくださったような方には、ごめんなさい。
いつも読みに来てくださっている方、ありがとうございます。

私事ですが、じつは昨日早朝、父が亡くなりました。
前立腺ガンと診断されてからはかなり長いのですが、薬が効いて進行は緩やかでした。
途中かるい脳梗塞もやりましたが、リハビリを頑張って少しずつ歩く歩数を多くし、万歩計をつけて千～2千と歩数を伸ばしていき、８０代の数年で一日1万歩を越すようになりました。
何度か母が入院したときは良く見舞いに通っていました。
自分が頑張らなければと思っていたようです。

２年前の夏にはガン転移が始まって痛みが強くなり、一時は寝たきりになりました。
市立病院で3ヶ月入院、薬が合って落ち着いたということで老人病院へ移りました。
老人の看護に慣れた人のいる専門病院でのおだやかで明るい環境が良かったらしく、まもなく車椅子に座れるようになりました。
リハビリも頑張って、つかまり立ちが出来るようになり、車椅子の乗り降りを楽に出来るまでになっていました。
もともと明るい性格でお喋りで、アイデアマンで頑張りやな父です。
認知症も少しずつ進み、夢に見たことや想像が混じるようになって、現実離れした話に家族は振り回されもしました。発想の元は、感情的には家族のことを思ってのこととわかっていました。
転院後1年4ヶ月ほどは、元気になる一方という様子で、こんな人は珍しいといわれていました。
その後は時々熱を出したり、不整脈が一時的にあったり、月に一度ぐらい変調がありました。

11月はじめまで普通の味の刻み食を食べ、持って行ったシュークリームも平らげる元気さだったのです。
ゼリー食になりましたが、火曜日までは食べていました。
火曜日の夜に酸素マスクをつけて少し持ち直したようだったのですが‥

夜遅く、病院からの電話で駆けつけたときには、もう‥深い眠りに安らいでいました。
とても温かくて、顔色もそれほど悪くなくて、一瞬持ち直したのかと思ったほど。
予想より急だったので、実感がわきません。
２年も入院していて高齢なのだから、客観的には急でもないのでしょうが。
心臓に来ていたようです。

考えているとくらくらしたり、胃がひっくりかえりそうになるので、できるだけ思いつめないようにしています。
兄夫婦と相談しながら一緒に何とかやっています。
しなければならないことを少しずつ休み休みこなしていくうちに、日薬で落ち着いていくのでしょう。
ブログは数日お休みします。
コメントは出来ないかもしれませんが、少しずつ巡回はさせてもらいます。
元気を出して乗り切るために、気分の切り替えも必要ですので‥
予約投稿もあるので、遠からず再開いたします。
いつも励ましてくださり、ありがとうございます。